開封したインスタントコーヒーを久々に開けてみると、カッチカチに固まっていた!
白いホコリが浮いていて、カビだと思って捨ててしまった!
インスタントコーヒーあるあるですよね。
私もカビだと思って瓶の半分以上を捨てたことがあります(^^;)
本当に腐っていると異臭がしたり、緑色に変色したりします。
白や黒になっていても、瓶を振って粉がさらさらになれば腐ってはいません。
インスタントコーヒーが腐っているかどうかの見分け方、正しい保存方法についてみていきましょう。
インスタントコーヒーにカビ!?正体はカフェインの結晶だった!
私の夫は、毎朝瓶詰のインスタントコーヒーを飲んでいます。
一時期、夫は半年間泊まり込みの研修に行っていました。
久しぶりに帰宅した夫にコーヒーを出そうと蓋を開けたら…
ふわ~っとした白いホコリが粒につきまくってるんです!
カビー!!(@□@)
思わず叫んでしまいました、もちろん捨てました。
まだ瓶の半分以上残っていたのに、もったいなかったです。
この話を母親にしたところ、「カビじゃないと思う」と言われたんです。
「白くても飲めるよ」と言われて母親の体が心配になってしまいました。
だって、カビの生えたコーヒーを平気で飲んでるなんて…(T_T)
ネットで調べてみたところ、白いのは本当にカビではありませんでした。
その正体は、カフェインの結晶だったのです!!
白くてフワフワしてて、蜘蛛の巣みたいなカフェイン。
高温多湿の場所置いておくと、たとえ未開封であっても結晶化してしまうそうです。
しかも白だけじゃなく、黒くなる場合もあるとか。
カフェインの結晶が酸化すると、黒くなるそうです。
白くても黒くても腐ってはいないんですね。
ただ、開封後のものはまれに腐ることもあるそうです。
濡れたスプーンや汚れたスプーンを瓶内に入れると、そこから雑菌が繁殖してカビることがあるからです。
私も洗ってすぐのスプーンを入れてしまうことがあります。
水なら大丈夫じゃない?と思いますが、水の中にもたくさんの雑菌があります。
必ず乾いた綺麗なスプーンを使うようにしましょう。
でも、ちゃんと見分けがつけられるか不安…って思っちゃいますよね(@_@)
私も正直、カビとカフェインの結晶、見分けられるか自信ないです。
緑や赤などの変色、カビ臭かったり酸っぱいような異臭がするなら、それはカビです。
これはさすがにわかりやすいようです。
難しいのは、無臭で白と黒の場合ですよね。
瓶を振ってみて粉がサラサラに戻れば、カフェインの結晶です。
安心して飲むことができます。
ただし、酸化しているので古くなっています。
開封したら、1か月以内に飲み切るのが理想と言われています。
1か月すぎるとどんどん酸化が進み、風味も落ちてしまうためです。
飲んでみてあまり美味しくなかったら、飲むのはやめるようにしましょう。
では、どうしたらうまく保存できるのでしょうか?
インスタントコーヒーが固まるのは湿気が原因!正しい保存法とは!?
開封未開封どちらも、保管する場所には注意しましょう。
高温、多湿となる場所は避け、酸化と湿気を防ぎます。
我が家は炊飯器の横に置いてます、これはダメですね。
熱くなるし、蒸気も近くで飛んでくる。
すぐに移動させました。
他にも、冷蔵庫内、シンクやガスコンロ下の収納もダメです。
風通しがよく、涼しい食器棚や食品庫に置くようにしましょう。
袋入りのものは、開封したらすぐに瓶に入れ替えましょう。
我が家は詰め替え用と瓶のサイズが合わず、袋に半分コーヒーが残ってしまったことがあります。
クリップで封をして食品庫に置いていましたが、3週間後に開けてみたらカッチカチになっていました。
詰め替え用を買う時は、瓶のサイズに合う量のものを必ず選ぶようにしましょう。
どうしても残った場合は、袋に残った方を先に飲むか、シーラーとジップロックを併用してしっかり密封しましょう。
瓶で保存する時にはポイントがあります。
蓋を取ると、必ず内側に内蓋があると思います。
コーヒーが出るぐらいの小さな穴を開ければ、空気が入ってきにくい。
湿気や酸化を防ぐと思われがちです。
我が家も全部はがすのが面倒で、穴だけのこともありました。
いやいやいや、全部綺麗に剝がすでしょ!という人もいると思います。
瓶にくっついているフィルムも全部綺麗に剥がしてしまうんです。
実は、どちらもダメなんです。
穴だけ、全部剥がし、どちらも蓋を閉めた時に瓶と蓋の間に隙間ができるんです。
ちゃんと閉めているのに、閉まり切っていないなんて…(+_+)
きっちり閉めるには、瓶にくっついているフィルム部分は残すようにします。
瓶の丸い淵の部分だけ、フィルムが残っている状態ですね。
こうすることで、蓋と瓶に隙間ができずにしっかり保管ができます。
保管はしっかり閉め、使う時はなるべく開け閉めを早く行い、酸化と湿気を防ぐようにしましょう。
まとめ
インスタントコーヒーが腐ると、異臭がしたり緑色に変色します。
白や黒に変色することも多いですが、瓶を振って粉がサラサラになれば腐っていません。
白や黒の変色は、酸化と湿気によりコーヒーのカフェインが結晶化するからです。
高温多湿の場所を避けて保管するようにしましょう。
瓶の場合、内側のフィルムの一部に穴を開けたり、全部剥がしてしまうと密封できません。
瓶の淵部分のみ、フィルムを残して剥がすとしっかり保存ができます。
安くて便利なインスタントコーヒー♪
正しく保存して、開封したらなるべく早く飲み切るようにしましょう(^^)
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