いざ、じゃがいもを食べようとしたら芽が伸びてしまってることありますよね。
じゃがいもの芽には毒があるって聞くし、長く伸びてたりしたら怖くて捨ててしまうことも。
ただ、じゃがいもの芽がどれくらい伸びても、長さはそれほど問題ではないのです。
本当に気を付ける事は、じゃがいもの芽が長くなる事での「色」や「固さ」。
では、じゃがいもの芽が伸び過ぎた時に気を付けたい事や、その時の具体的なじゃがいもの芽の取り方などお伝えしますね。
じゃがいもの芽が伸び過ぎる事で色や固さにも影響して食べれなくなる!?
じゃがいもを安全に食べられるのは「中身が黄色」かつ「固い」じゃがいもです。
じゃがいもの芽が長く伸び過ぎた物は、見た目がしわしわで「触るとブヨブヨ柔らかく」「皮が緑色に変色」してることが多いものです。
「柔らかく」「緑色に変色」していると中身の毒が強くなってしまっていて食べると危険です。
じゃがいもの芽がどれくらい長く伸び過ぎても、中身が「固くて」「黄色い」なら「芽」と「芽の根もと」と「皮」を取りのぞけば食べられます。
芽が短くても「柔らかく」て「緑や青に変色」していたら中の毒が濃くなっているので食べないで下さい。
皮が緑色に変色しているだけなら皮を厚くむいて食べられますが、青く変色している場合は中の毒が濃くなってしまっているので食べないようにして下さい。
このように、芽が長く伸びてしまったじゃがいもを食べる時は「色」「固さ」をよくみて判断して下さいね。
判断に迷うようでしたら食べないのが無難です。
そもそも、どうして芽が伸びてしまうのか。
じゃがいもは太陽の光やお家の明るい照明を浴びると「芽」が出やすくなります。
あと、温度が高くても「芽」が出てしまいます。
それなら、冷蔵庫で保存したら良さそうですが、冷蔵保存すると乾燥でポソポソした食感になって美味しくなくなってしまうんですよね。
でも、夏場など室温が高くなってしまう時期は冷蔵庫で保存していいです。
「芽」が出てしまわないように、おいしく保存するには「陽が当たらない」「涼しく」「風通しのよい」場所が良いそうです。
土をよくはらってから、新聞紙にくるんで、ダンボールに入れて、風通しのよい、冷暗所で保管してみて下さいね。
私は親戚がじゃがいもを段ボール箱で送ってくれる事があります。
ひとつひとつ新聞紙で包んで、ダンボール箱に入れてくれるので、そのまま家の中で一番涼しい玄関に置いてます。
そうすると2~3ヶ月は美味しく保存できますよ。
それでも、芽が出た時はしっかりと取りのぞきます。
じゃがいもの芽の取り方 伸びてる所だけじゃダメ?どれくらい取る!?
じゃがいもの毒は茹でたり炒めたり加熱しても消えないので取り除くしか方法はありません。
毒が含まれる、芽、芽の根もと、皮は、しっかり取りましょう。
私がいつもしている取り方は、特別便利な方法ではなく、よくある普通の方法なのですがご紹介しますね。
「芽」はそのまま手で取るか、包丁などで切り取ってしまいます。
「芽の根もと」は包丁の角などでえぐって取りのぞきます。芽に包丁の角を少し突き刺してくるっと回す感じで。他にはピーラーの突起の部分でえぐり取ることもあります。芽の大きさにもよりますが5mm程えぐれば大丈夫。
「皮」はピーラーや包丁でむきます。「緑色の皮」は厚めに1mm程むいて下さい。じゃがいもの緑色の部分をなくすのがポイントです。
新じゃがのように皮ごと食べる場合は、爪楊枝で「芽」を取ります。爪楊枝を根もとにさして、くるっと回す感じです。
どうですか?どれも普通の方法なんですが、ポイントは「毒」のある部分を「しっかりと取り除く」ことです。
「芽」は目に見える部分なので取り除くのは簡単ですが、根もとの部分は見えないのでどこまで取りのぞけば良いか分かりにくいかもしれません。そんな時は5mmを目安に、えぐるようにしてみて下さい。
「芽」や「皮」を取りのぞいた後は水にさらします。
じゃがいもには「アクリルアミド」という体に悪影響を及ぼす物質があります。
アクリルアミドは水に溶けやすいので水にさらすことで、さらに安心して食べられるようになりますよ。
まとめ
じゃがいもの芽がどれくらい伸びても「芽」や「芽の根もと」「皮」を取り除けば色や固さが大丈夫なら食べられます。
また、伸びないようにおいしく保存して、美味しいほくほくのじゃがいもを食べたいですね。
ちなみに、芽が出たじゃがいもを土に植えると育てる事もできるそうですよ。
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