赤ちゃんの成長とともに訪れる試練、離乳食。離乳食も進んでくると、おやつに市販のパンをあげたいな…、と思うこともあるのではないでしょうか。
でも赤ちゃんに市販のパンをあげてもいのかな?と考えてしまいますよね。結論からいうと、赤ちゃんに市販のパンをあげても問題はありません。ただし、できるだけシンプルなパンを。
また、市販のパンを赤ちゃんにあげるときは、あらかじめパンの成分表示をチェックしておくことも忘れてはいけません。特に、1歳未満の赤ちゃんへのパンは「はちみつ」が入っていないかを必ず、チェックするようにしましょう。
赤ちゃんのおやつパンで味がついてたらダメな理由とは!?
市販されているスティックパンやロールパンは種類にもよりますが、比較的しっかりと味が付いているのが大半です。なので、購入するときはできるだけシンプルな味のものが、おすすめ。
というのも、赤ちゃんが薄味に慣れていない状態でパンをあげてしまうと、しっかりとした味を赤ちゃんが覚えてしまいます。
するとどうなるか…。「こんな薄味の離乳食食べられるか~」と赤ちゃんが薄味のものを食べなくなる可能性があるんです…。こうなってしまうと、かなり厄介なので十分注意しましょう。
大人からすれば、シンプルな味のものよりレーズンやマーガリンが入っているほうがおいしいんじゃないかなぁ?と思うかもしれません。
でも、ここでレーズやマーガリンが入っているパンを選ぶのは、NGなんです。パンは生地自体脂質が高め。そこに、レーズンやマーガリンといったさらに脂質の高いものを加えたら…、明らかに過剰摂取ですよね。。
トッピング付きのパンは、早くても2歳くらいからにした方が、健康面で安心かと思われます。そして、赤ちゃんがスティックパンやロールパンを初めて食べるときは、きちんと飲み込むまで必ず目を離さないようにすることも、忘れないでください。
また、赤ちゃんに市販のパンをあげるとき。多くのママが手づかみ食べの練習やおやつにもなる、スティックパンやロールパンを選ぶのではないでしょうか?
ロールパンはともかく、スティックパン、食パンよりも硬いですよね?
なので、赤ちゃんにあげるときは次の2項目がクリアできているかどうかを目安にしてみましょう。
①歯が上下生えてきているか
②赤ちゃんが自分でパンをかみ切ることができるようになっているか
硬すぎるパンは、赤ちゃんがうまく飲み込むことが難しいため、初めは柔らかいパンからのスタートが良いかもしれませんね。
赤ちゃん用のパンの選び方で意識してチェックするべき事とは!?
冒頭でもお伝えしている通り、赤ちゃん用のパンを選ぶときに重要なのは、ズバリ、成分表示のチェックです!というのも、市販されているパンには大抵「食品添加物」が入っているからなんです。
この成分表示、しっかりチェックしていくと大人でも「こんなに色々入っているんだ…」とビックリするような成分が結構多いんです。大人でもためらうような成分を、大切な赤ちゃんに与えたくないですよね?
市販のパンの選び方で意識してほしい項目としては、
- 添加物はできるだけ入っていないもの
- はちみつを使っていない
- 乳化剤やイーストフードを使っていない
- 卵を使っているかどうか
- 原材料が国産のものかどうか
- ショートニングやマーガリンができるだけ使われていないもの
と、いったところでしょうか。成分表示はチェックするほどキリがないので、自分の中で「ここだけは外せない」という項目を作っておくと良いかもしれません。
ここで特に注意して欲しいのは、はちみつがパンの中に入っているかどうかの確認です。はちみつは「体に良い」というイメージがありますが、1歳未満の赤ちゃんにとっては命にかかわる危険性もある食材なんです。
なぜ、はちみつが悪いのか?
詳しくは厚生労働省のリンクを貼るのでご確認してください。
ちなみに我が家の場合は、2歳差の兄弟ということもあり、上の子は幼稚園に入るまでは、はちみつを極力あげないようにしていました。
家庭によって事情も異なると思いますが、1歳未満の赤ちゃんには欲しがっても、はちみつを絶対にあげないようにして下さいね。
まとめ
赤ちゃんに市販のパンを購入するときは、できるだけシンプルなものを。また、購入時には成分表示をチェックし、できるだけ添加物が入っていないものを選ぶようにしましょう。
大人にとって「体に良い」と思っている食材でも、はちみつのように赤ちゃんには危険なものもあります。外出先で菓子パンや総菜パンを、赤ちゃんに食べさせるという機会もあるかもしれません。
総菜パンが入っているときは、必ず中身を確認して赤ちゃんが食べられるかをチェックしましょう。不安な場合は総菜パンでも、総菜が入っていない部分を少しだけあげる、といったようにすると良いかもしれませんね。
手軽に購入しやすいパンだからこそ、赤ちゃんにあげるときは成分表示や中身を忘れずに、確認していきましょうね。
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