ママのお腹の上でラッコのような体勢で眠る子ども…可愛いし、よく寝てくれる…。
そう思っていたけど…最近大きくなってきたし、重たい!
いつまでこのラッコ寝しててもいいの?!
そんな葛藤に悩まされる方は意外と多いのではないでしょうか。
でも、安心してください。
ラッコ寝は必ず卒業する日がきます!
それが一年後なのか五年後なのか、個人差はありますが、気付いた頃にはむしろラッコ寝が恋しく思えますよ。
我が子は二歳過ぎまで毎日のようにラッコ寝をしていました。
今思えば気にせずもっとラッコ寝を楽しめば良かった、とも思いますが、当時はやはり色々と悩んでいたことを思い出します。
ここでは、ラッコ寝に関する悩みや疑問点など、私の経験したこと、感じたことなどを踏まえてお伝えします。
ラッコ寝で腰痛が辛い時は子供の体重を分散させると痛みが和らぐ!?
ラッコ寝で最も辛いことの一つに、<腰痛>があるのではないでしょうか。
実際私も当時は腰痛に悩まされました。
子どもが大きくなるにつれ、全体重が腰付近に集中してのしかかってくるので、そりゃあ腰も痛くなりますよね。
そのまま放っておくと、腰に加えて肩やら膝やら体全体が痛くなって、夜に寝るのも辛いくらいになってしまいますよ。
そこで私が考えた腰痛対策をお伝えしますね。
まず、すぐにできる対策としては、丸めたタオルを腰の下に置いて寝ることです。
私はこの方法で、就寝中の腰の痛みがかなり和らぎました。
腰と布団の間の隙間を埋めるのは腰痛対策として重要です。
我が家は特にせんべい布団で寝ていましたので、この方法は効果的でした。
また、ラッコ寝の状態で、横に大きめのクッションや抱き枕を置いて寝るのも良かったです。
寝る時はそこに寄りかかるようにすると、子どもの体重が少し分散されるので、腰と共に体全体がとても楽になりましたよ。
その後は、ラッコ寝の体勢を毎日ほんの少しづつ斜めに傾けていく作戦を立てました。
毎日毎日、本当に少しづつ、体を傾けて、滑り台のように我が子を布団めがけて滑らせていくイメージです。
すると、数週間後には我が子の体の半分くらいが布団に着くような状態でも眠るようになりました。
全体重が私にのしかかっていたラッコ寝の状態に比べ、ずいぶんと楽になったものです。
お子様の全体重があなたに掛からないようにするのがコツです。
ぜひ色々と試してみて、あなたに合ったやり方を見つけてみてくださいね。
だいぶ楽になると思いますよ。
ただ、あまりにも腰や体の痛みが酷いようでしたら、無理をせずにご主人などに頼ってみてください。
ママでないと寝てくれない、という子どもは多いと思いますが、それ以上にあなたの身体が一番大切です。
時にはご主人にも頑張ってもらいましょう。
痛みは我慢し続けると、大きなストレスになってしまいますから、くれぐれも無理はしないでくださいね。
ラッコ寝をやめさせたい時は寝かせるスタイルの定番を変える!?
腰痛が治まったとは言え、いつまでもラッコ寝をする我が子が心配になってくることもありますよね。
出来ればやめさせたい…正直私も当時はそう思っていました。
我が子が完全にラッコ寝を卒業したのは、ある程度話が通じるようになった二歳半頃でした。
「お母さん、お腹が苦しいから、お腹の上に乗るのはもうやめようか。毎日お腹が痛くなっちゃうんだよね」
と、優しく話しました。
それからは腕枕をしてあげて、子守歌を歌ったり、絵本の読み聞かせをしてあげて、自然と眠りに付くよう辛抱強く続けました。
時には泣くこともあったので、そんな時は「今日だけ特別だよ」と言って、ラッコ寝を受け入れました。
次第に腕枕が我が子の定番になり、ようやく楽になりましたよ。
実は、その頃私は妊娠をしていたのですが、「赤ちゃんがかわいそうだからお腹には乗らないで」という言い方だけはしないように気を付けました。
お腹の子だけではなく、ラッコ寝ができなくなった子ども自身も悲しいのです。
目の前の我が子の気持ちに寄り添った言葉掛けができると良いですね。
また、子どもが小さいうちは窒息の危険も考えなければなりません。
ラッコ寝をする際は、忘れずに、子どもの顔が横に向いていることを確認してくださいね。
まとめ
ラッコ寝は、ママの身体にとってはなかなかの負担です。
とは言え、子どもが小さいうちのほんの数年のことです。
子どもが大きくなれば、可愛い我が子とここまでくっ付いて寝ることは、望んでも出来ません。
我が子ももう小学生ですが、今は一人でアッサリ寝ています。
私にできることは寝顔をコッソリ覗くくらいですので、意外と寂しいですよ。
ラッコ寝はいつか必ず、卒業する日がきます。
その期間が長ければ長いほど、実は幸せなことだったりもします。
あまり焦らず、気楽に楽しく、今しかできないラッコ寝を楽しんでみるのも良い思い出になりますよ。
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