夏休みの宿題の主役、自由研究。一番最後に残してしまいがちですよね。
自由にしていいと言われると、なかなかテーマが決められず、時間だけが過ぎてしまいます。
そんなとき、普段の子供の「何気ない疑問」が役に立ちますよ。
たとえば、子供が「どうして○○は○○なの?」なんて、つぶやくことありませんか?
私は、そういう時すかさず「それいいね。今度の自由研究にしてみたら?」と、すすめています。
自分が感じた疑問を調べるのは、子供も面白いので、凄いやる気を見せてくれますよ。
自由研究のテーマのネタは子供の好奇心から学ぶ!?
私は日頃、子供が「きれいなお水はどこから来てるの?」「川って必ず海につながってるのかな?」など、疑問を口にしたら、すかさずメモします。
スマホがあれば、いつでもどこでも記録できるのでとっても便利です。
そして、夏休みが来る頃、その中から自由研究のテーマを選んで貰うようにしています。
こういう時の子供の記憶力は凄くて「あの時の話だ!」とすぐに思い出せるんですよ。
疑問に思った経緯も思い出すので「あの時の感覚」がよみがえってくるんでしょうね、今すぐ調べたい気持ちになって、楽しみで目をキラキラさせます。
子供の好奇心は無駄にしたくないですよね。
是非、子供が何かの疑問を口にしたら、自由研究のヒントにしてみて下さい。
親も一緒になって興味をもって、とことん楽しんでしまいましょう。
子供のやる気を出すのがポイントなので、子供が疑問を持った時点で、もう自由研究が始まったようなものです。
このいきおいで最後までやりきれたら、楽ですよ!
それでも、なかなか面白いテーマが見つからないことってありますよね。
自由研究のテーマは、ネットで探すといろいろ出てきますし、企業のホームページにもテーマが載ってることが多く、型紙などダウンロードができるようになっています。
図書館で本を見てもいいですし、自由研究キットが市販されてるので購入するのもいいですね。
子供が面白いと感じるテーマにして、楽しい自由研究にしてみてください。
自由研究を簡単にまとめるにはできる範囲に計画する!
テーマが決まったら、そこから計画を立てていきましょう。
子供はなにかと大きいことを言ったり、期待をふくらませがちです。
現実的に実行できる範囲になるように導いて下さいね。
でないと、後が大変になってしまいますよ。
うちの子はやる気が出すぎて、「山の頂上から海まで川を歩く!」など、無茶な事を言い出して困りました。
結局、川沿いに歩くことができるところを探して行ったり、湖やダムにも行くことになってしまって。
時間や移動が大変なのは避けたかったんですが、子供のやる気オーラが凄かったので、つい私も許可してしまいました。
自分で計画して実行するのが嬉しかったんでしょうね、子供は遊園地に行くより楽しそうでしたよ。
レジャーも兼ねた自由研究だし、子供の喜ぶ姿も見れて良かったのですが、なかなか大掛かりになりましたね。
なので最初のうちに、できる範囲でおさまる計画にしておきましょう。
こだわりのあるお子さんの場合、研究のゴールが見えなくなっても大変です。
あと兄弟で同じ研究をする場合もあると思うので、上のお子さんと下のお子さんで範囲を変えてもいいと思います。
最後は、図書館に行って地図を見たり、本でも調べて、結果をまとめて完成。
自分が歩いたルートを地図で確認するのは楽しかったようです。
川に関係する本も借りられるだけ借りてきてました。
まとめを書く時も、間違えた所を丁寧に消して書き直すなど、普段はない「粘り」を見せてくれて、びっくり。
よほど楽しかったのか、完成したときは「早く学校に行って、みんなに見せたい!」なんて言うほどでした。
自由研究の最後のまとめの作業は、集中力が切れやすいところです。
まとめる材料は揃えたのに、書くのがおっくうでゲームに手が伸びたりして、すすまないこともあると思います。
まとめるのも楽しくなるように、写真を貼ったり、カラフルにするなど工夫をしてみて下さいね。
集中力が切れてきたら、研究中の楽しかったこと、頑張ったことを話して盛り上げてみて下さい。
気分を良くして、ささっと作業して貰いましょう。
とにかく、研究が終わったら熱が冷めないうちに仕上げて貰うのがいいですよ。
まとめ
自由研究と聞くと、また今年もきたか、、、と思う人多いですよね。
毎年毎年、何をすればいいか悩むし。
でも、子供って必ず、興味あることや好きなことなど何かあると思うので、是非そこを広げてみて下さいね。
そこにテーマのヒントが隠れてますよ。
好きなことでも、途中でしんどくなったり、集中力が切れたりしますが、やっぱり「面白い」と取り組む姿勢がちがうものです。
せっかくやるなら楽しんで欲しいな、と思います。
大人も一緒になって楽しんじゃいましょう。
子供の興味がある面白いテーマで、素敵な自由研究にして下さいね。
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