赤ちゃんのお世話と言えば、ミルク・おむつ替え・寝かしつけなど色々ありますが、その中でも神経を使い、気合いを入れないといけないのはお風呂じゃないでしょうか。
特にまだお座りができない新生児から6~7ヶ月頃までの赤ちゃんのお風呂は難しいですよね。
「お風呂は苦手」「考えるだけで憂鬱」と頭を悩ませているママも多いはず。
段取りを考え、万全の体制を整えていても、赤ちゃんの眠気や機嫌で全てがパーなんてことも日常茶飯事です。
そんな時は赤ちゃんは毎日お風呂に入らなくても良いんです。
今回はお座り前の赤ちゃんのお風呂について、私の体験も交えながらお話していきたいと思います。
毎日頑張っているママさんの肩の荷が少しでも楽になれば嬉しいです。
赤ちゃんのお風呂の時間が遅くなったら入れない?その時はどうする?
赤ちゃんのお風呂の時間が遅くなったら、パパの帰宅を待って入れるのか、もう入れないのか、悩むところです。
そもそもなぜパパの帰宅を待つのか。
やはり、お座り前の赤ちゃんを一人でお風呂に入れるのは不安になりますよね。
まだ頼りない赤ちゃんを片手で洗うのもドキドキしますし、お座りができないので「ちょっと待ってね」ができないのがとにかく不便。
また、自分が服を脱いだり頭を洗ったりしているのを待たせている時間、これも気が気ではないと思います。
洗っている間だけ脱衣所に寝かせているのも気になるし、だからと言って抱っこしながらは洗いにくいし。
もし怪我でもさせてしまったら、と考えるだけでヒヤッとします。家庭内の事故で一番多いのはお風呂場なので無理もありません。
そうなると、お風呂はパパが帰ってきてからの方が断然安心です。
ただ、赤ちゃんをお風呂に入れる時間も気になるところです。
赤ちゃんの睡眠は成長や発達に必要不可欠なので、「20時までには寝る」など大体の生活リズムは整えてあげたいですよね。
理想としては、お風呂で温まってリラックス効果を得て、出た後スムーズに寝てほしい。
そう考え逆算すると、19時までにお風呂に入り、ミルクをあげて20時までには寝る。理想的です。
でも現実は、19時に帰宅されているパパはなかなかいないのではないでしょうか。働き盛りのパパは帰宅が21時以降になることも多いと思います。するとお風呂に入るのが遅くなり、寝るのが23時以降なんてことも…
こうなると、赤ちゃんのリズムは崩れるし、ママ自身も休まらない。そしてパパが悪いわけではないのに遅く帰宅したパパにもイライラしてしまったりと悪循環です。
「赤ちゃんを毎日お風呂に入れる」
デリケートな赤ちゃんの肌を清潔に保つためには大事なことです。
しかしながら、子育てをするうえで最も優先したいことは、赤ちゃんもママも笑顔で楽しく過ごすことだと私は思います。
そのため、「遅くなった時はお風呂に入らない」こんな日があってもいいんです。
そう念頭に置いておくだけでママの心持ちが違うと思います。
赤ちゃんのお風呂は2日に1回でもOK?
そうは言っても、本当にお風呂に入らなくて大丈夫?と少し心配になりますよね。
私もそうでした。でも、大丈夫です。
私には二人の娘がいるのですが、長女が赤ちゃんの時、「毎日お風呂に入れるのは当たり前だ」と思っていました。
そのため、長女をお風呂に入れない日なんてありませんでした。
夜な夜な夫が帰宅してから眠そうな長女を起こして入れたり、時には意を決して一人で入れようとしてもうまくいかずにイライラしたり。
「こんなに頑張ってるのに泣かないでよ!」と怒鳴ったり、そして自己嫌悪です。
本当にその時の自分に言ってあげたいです。
「お風呂は毎日入らなくても大丈夫」と。
今、8ヶ月の次女は、お風呂に入らない日もありました。
すこぶる次女の機嫌が悪い時はもう入りません。
そこで無理をして入ってもイライラするのが目に見えるからです。
だからと言ってお風呂に入らずにそのまま寝ていいわけではありません。
お風呂に入る理由は、体の汚れを取り除き肌を清潔に保つことです。
つまり、肌を清潔に保つことができるならお風呂に入るのは2日に1回でも大丈夫ではないでしょうか。
まず、ぬるま湯でしぼったガーゼなどでやさしく全身を拭いてあげましょう。
赤ちゃんはきれいに見えますが、新陳代謝が活発なので汗をよくかきます。
汚れが溜まりやすいおしり、首、わき、股などは念入りに。それだけで赤ちゃんはさっぱりして気持ちがいいはずです。
余裕があれば拭き上げた後にベビーマッサージなんかしてあげるのもいいですよね。「お風呂はなしだけどマッサージしようね~」と、声がけしながら赤ちゃんとのスキンシップを楽しめるのでお互い気分転換にもなります。
まとめ
子育てを頑張っているママさん、毎日お疲れ様です。
赤ちゃんと過ごす時間は貴重です。本当にあっという間です。
その貴重な時間を少しでも楽しく笑って過ごせるように、肩の力を抜けるところは抜いて、育児を楽しめるといいですね。
コメント