産後の肥立ちが悪いと死亡するって昔から言い伝えられていて、よく耳にする言葉ですよね。
でも、それ「本当なの?」と疑問に思ったことはありませんか?
昔は、この産後の肥立ちの期間に無理をすると肥立ち(回復)が遅くなり死亡する方もいたそうですが、現在は栄養も医療も発達しているので亡くなる方はほとんどいません。
とはいえ、産後の肥立ちが悪いと、身体に悪いのは事実です。
今回は、産後の肥立ちを良くするために、やってはいけない事をご紹介します。
産後の無理は一生祟る!肥立ちが悪いという昔の言い伝えを守るべき!?
産後の無理は一生祟る!って聞いたことありませんか?
なんとなく耳にしたこともあるのではないでしょうか。
出産したばかりの母体は、体も気力もボロボロです。
人間一人を外に産み出すのですから、大きな負担がかかるのは、当然と言えば当然なのかもしれません。
一生祟るなんて大げさでしょ?と思っていましたが、産褥期を甘く見ていた私の髪は今や多くの白髪が!
さらに、治りきらない帝王切開の跡があります。
産後に無理をすると一生祟る、は大袈裟かもしれませんが、決して嘘ではありません。
無理をすると、後々に響きます。
私のように白髪が増えたり、傷が治らなかったり。
産後の無理は更年期まで影響があるともいわれていますので、産後の無理はやめましょう。
産後でやってはいけないこと!肥立ちが悪い要因は無理と食べ物!?
産後に無理をすると後々に影響が出ることはわかりましたが、実際何をしてはいけないのでしょう?
産後にの肥立ちをよくするためにやってはいけないことは、
- 無理をすること(グッズで解決するなら積極的に使う)
- 栄養をとらないこと
以上の2点がとても大事です。
私は産褥期に無理をして栄養を取らなかったために、帝王切開がケロイドとして残り、白髪が極度に増えました。
私の場合、産後は実母が1ヶ月ほど手伝いに来てくれたので、産後の肥立ちといわれる期間に家事はあまり無理せずにすみました。
ただ、眠りの浅い子だったので、お昼寝時間は抱っこしていることも多く、なかなか横になって休めませんでした。
産後の負担は、交通事故にあった時位の負担がかかるそうです。
交通事故にあった場合はそのまま入院となり、しばらく安静にしますよね。
ですが、出産は違います。
通常分娩の人はその日から、帝王切開の人は次の日から、新生児のお世話が始まるのです。
しかも帝王切開でしたので、産後とは言え私の場合はまだお腹が痛かったです。
赤ちゃんを抱っこしたりしただけで、痛みがありました。
変な意地から赤ちゃんは抱っこしなければいけない!と思い込んでいた私は、バウンサーや電動ゆりかごに頼ることをしませんでした。
当時住んでいた部屋が狭く、これ以上大きな家具を置きたくなかったという気持ちもあり、この考えが、失敗の原因だとは気づいてもいませんでした。
わが子は脚力が強く、抱っこしてあやしているとガンガン足で蹴ってきます。
それが帝王切開の傷跡に直撃するのです。
傷跡に衝撃を与えると、治りが悪くなります。
毎日のように蹴られ続けた私の下腹部は、現在もケロイドになって残っています。
さらに、赤ちゃんを無理して抱っこしていた弊害は、髪にも現れました。
わが子は眠りが浅く、夜も頻繁に起きて乳を求める子でした。
お腹が満たされてすぐに寝てくれればいいのですが、ベッドに置くと寝ない赤ちゃんでしたので、当然夜も抱っこです。
昼も夜も抱っこばかりで、体力も精神力もすり減りました。
睡眠をとることが出来なくなった私のストレスは、白髪となって現れたのです。
1~2か月で自分でも驚くほど白髪が増え、愕然としたのを今でも覚えています。
あの時、変な意地を張らず電動ゆりかごやバウンサーの力を借りて置けば、こんなことにはなりませんでした。
確かに部屋が狭いと置きにくいものではありますが、今はレンタルすることも出来ます。
一定期間レンタルしたら、あとは返すだけなのでとても便利です。
バウンサーや電動ゆりかごを使用する期間は短いのですから、部屋が狭くなるのは一時の事です。
特に予定帝王切開出産をされる方には、全力でおすすめしたいグッズのひとつです。
また、極度の睡眠不足から食欲不振になったのも、私の白髪に大きく影響しました。
産後は悪露などで出血するため、鉄分やたんぱく質などを取ることが推奨されています。
(こちらをご参照ください。https://conobie.jp/article/17232)
当時の私は食欲がなかったので、スイカばかり食べていました。
スイカのほとんどは、水分です。
これでは、髪にまで栄養が回りません。
産後に栄養をとらないことは、後々まで響きます。
私のように白髪が極度に増えたり、ミルクの出が悪くなってしまったりします。
こうならないように、食べたくなくても野菜スープなどのあっさりしたものだったら食べられたりするので、是非積極的に栄養を取るよう気を付けてくださいね。
まとめ
今回は、産後の肥立ちを良くするためにやってはいけないことをご紹介しました。
上にお子さんがいたりする場合は、なかなか産褥期に休めないことが現状だとは思いますが、バウンサーや電動ゆりかごなどの便利グッズを使い、栄養もしっかりとって乗り越えてくださいね。
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