あなたは、人前で話すことが得意ですか?
それとも苦手ですか?
私は大の苦手です。
苦手というか、嫌いです。
でも話さないとならない機会って、意外と多いんですよね。
子どもの時は、授業中あまり手を上げず、なるべく話さないようにしてきました。
それでも発表会もあるし、本当に嫌でしたね。
社会人になったらプレゼンがあったりスピーチがあったり、その度にドキドキが止まらなくて、倒れるかとヒヤヒヤでした。
結婚し、主婦となり、子供がいる今・・・PTAの集まりで話したり、役員として子ども達の前で話したり、とにかくそういう機会が多くて辛いです。
何かトレーニングで改善できるのであれば、ぜひ取り組んでみたいと思いませんか?
私は、できることはやってみたいと思っていました。
自分でできるトレーニング法を見つけたので、紹介しますね。
また私が実際に取り組んでみて、得たことなどもお話したいと思います。
人の前で話すときは、どうして声が震えるの?
人前で話すときって、どうしてドキドキするのでしょう?
そして、どうして声が震えるのでしょう?
PTAの会議で上手に話す方が多くて見習いたいと思うのですが、どうしてもダメです。
意見したいことはあるのに、上手に話せないから何も言えずに終わってしまったり・・・ということもあります。
どうしてドキドキするのか?
その理由を、あなたは考えたことがありますか?
色々とありますが、いくつか考えられる代表的なことをお伝えします。
- 話そうとしていることの準備が足りていないから、うまく話せなくなる。
→これに関しては、事前にしっかり準備をしておけば自信を持って話せるので、それで解決ですね。
- 話をすることって実は簡単なことではありません。
と言いますか、簡単にできる人もいますが、できない人もいます。
まさに私は後者の、簡単にはできない人です。
→解決策としては、話す技術を身に着ければいいのです。
その訓練については、後程お話をします。
- 失敗したらどうしようという不安が強くなりすぎてしまう。
→これも、準備をしっかりして練習をすることで、ある程度は克服できます。
人の前で上手に話す事ができるトレーニング法があるってホント?
まず、あまりにもドキドキして倒れそうになったり、仕事などに支障をきたすような場合は、お医者さんに相談してみてください。
自律神経のバランスが崩れている事も考えられますし、その他にも上手に話せるようになる方法を教えてくれる専門家もいます。
そういうところへの窓口にもお医者さんはなってくれますよ。
でも、病院に行くほどではないけれど、自分でできる訓練があったらやってみたい!
あなたは、そう思っているのではないでしょうか?
私も、そうでした。
そんな時、あるトレーニング法を知りましたよ。
『SST』という言葉を聞いたことがありますか?
ソーシャル・スキル・トレーニングのことです。
聞いたことあるという方、どういうイメージでしょうか?
それって発達障害の子供の訓練じゃないの?
そう思いますか?
確かにコミュニケーションがうまくできない子供の訓練にも使われます。
でも大人にも有効ですし、人前で話すのが苦手というあなたにも、きっと役にたちますよ。
私もそうでした。
SSTで自分でもできたこと・・・その1つは『語彙を増やすこと』でした。
語彙が増えると、話す時の表現する幅が広がります。
では語彙を増やすためにどうしたらいいのか?
私は、子供とよくしりとりをします。
しりとりは、子供のためのSSTに取り入れられる家庭での遊びなんですが、大人の私にも良いです。
どうしてだと思いますか?
子供としりとりをすると、子供に負けたくないし、大人っぽいことを言って勝ちたいなんて気持ちも持っていたりするので、たくさん言葉を覚えようと生活の中でも取り入れていきます。
このことの繰り返しで、気付いたら語彙力がついていた!なんて嬉しい結果につながります。
他に、これも子供のトレーニングですが、作文や読書感想文などを書くと、考え方・言葉の表現などを身に着けられます。
これに関して私は、手紙をよく書くようにしています。
電話ではなくて手紙です。
電話は昔から苦手です。
言いたいことを忘れてしまうし、思うように気持ちを伝えられないからです。
その点、手紙は読み直せるし、時間をかけて伝えたいこと、気持ちをじっくりと取り組んで書けます。
ただ最近は手紙って年賀状くらいですね。
だから、メールを活用します。
今、周りはほとんどLINEを使っています。
とても便利なアプリなので私も使います。
でも、LINEって会話式なので、写真を送ったりグループLINEは使いますが、1対1で色々伝えたいことがある時は、メールにしています。
この時、他の人からもらったメールを読み直したりして、どう表現したらいいか学ぶようにしています。
もう1つは『会話』です。
子供のトレーニングでは、簡単な質問をして答えられるように訓練していくというものです。
慣れてきたら、答えを丁寧に言うようにしたりする練習へと発展していきます。
1回目・好きな色はなんですか?
→ピンク
2回目・好きな色はなんですか?
→ピンクです。
または、
ピンクが好きです。
といったようにです。
これは私はできますが、主人には私の場合は言いたいことが伝わらないとよく言われます。
話したい内容が複雑になると、伝わらなくなるようです。
なので、その都度主人に指摘してもらい、言い直すようにしています。
これを繰り返していって、だんだんと伝えるべきことや気持ちを、スムーズに伝えられるようになってきました。
まとめ
いかがでしたか?
誰でもドキドキすることはあります。
でも、あまりにドキドキが心配な時は、病院に相談してみてください。
そこまでではないけれど・・・という場合は、ここで紹介した内容を試してみてください。
自分で納得できるところまでの改善には時間がかかるかもしれませんが、諦めないで取り組んでみてくださいね。
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